【パパの失敗記録】食パンのおつかいすらできない件について

食パンのおつかいすらできないパパの画像

先日、娘が熱を出しました。

朝の時点ではまだ高熱というほどではなかったため、急いで病院に連れて行くことはせず、経過観察という判断をしました。

私は通常通り出社し、チラチラとスマホを見ながら過ごしていました。

お昼前、案の定、妻から連絡がありました。

超熱上がってきた!今39度!」と。

私は半休を取得して帰路につきました。4歳の病人と2歳の怪獣と0歳の宇宙人をママ一人で病院に連れて行くのはなかなかにハードですからね。

父親として、家族のピンチは一緒に対応したいと常々思っています。

帰宅途中、妻から連絡がありました。

「帰り、超熟買ってきて!」と。

お任せあれ、です。

そして自信満々に頼まれたおつかいをし、気を利かせていくつか他の物も買い足し、ドヤ顔で報告。

「ただいまー。冷えピタも経口補水液もゼリーも買ってきたよー」と。

「ありがとう。で、食パンは?」

「しょ、食パンとは?」

「え、食パンとは?とは?」

「ん?食パンの連絡見落としてたかも。」

「は?食パンの連絡しかしてないけども。」

「はい?」

「うん?」

何が起きたんだ?

我が家では基本的に、食パンは「贔屓にしている某スーパーのプライベートブランドの安い食パン」を選びます。圧倒的に安いですからね。ほぼ毎朝食パンで済ませています。

最近、娘はそのPB食パンだと途中で残すことが増えてきました。他のそこそこ高い食パンだと喜んで食べてくれるのですが…。

そしてたまたま食パンを切らしていることに気付いた妻は、わざわざ贔屓にしているスーパーに食パンだけを買いに行くような状況でもないため、娘が間違いなく好んで食べてくれる食パン「超熟」の買い出しを帰宅途中の私に頼んだわけです。

もちろん私も「超熟」は存じ上げております。好きです。いつものPBの食パンより段違いに美味しいですよね。1年ほど前に良からぬことで世間を騒がせたこともありましたが、やっぱり美味しい。裕福ならいつもこれにしたいくらいです。

ただ、いつものPB食パンではない上に、そもそも食パンの買い出しを頼まれるような流れでもなかったため、どういうわけか私の脳に正しく伝達されなかったんです。

「娘が熱を出している」

というインパクトが私の脳内を完全に支配していたのです。

なんといってもその前に「超熱上がってきた!」との連絡も受けていますからね。

「超熟」が「超熱」に見えてしまったんです。

そうです。私は「冷えピタ」を買いました。

「超熟」を「超熱」と誤読し、冷却シートコーナーで懸命に「超熱」という商品名のそれを探し、そんなものはありそうでないので、まあ別に同じ用途のやつならなんでもいいでしょと言い聞かせ、「冷えピタ」 を買って帰ったわけです。これほど用途がかけ離れたものは他にないということにも気づかずに。

食パンを買いに。

結果、病院にみんなで行って弟たちが他の感染症をもらっても嫌だから、ということで、私と怪獣と宇宙人は別行動でいつも贔屓にしているスーパーに食パンを買いに行くことにしました。

ただ食パンを買いに行くための半休と化したわけです。

「超熟だからね!いつものPB食パンじゃなくて!冷えピタでもないよ!」

助かります。細かな指示をいただけると。

「最初の“超熱上がってきた”に引っ張られたんだよなー」

「なに?」

「いえ。」

もう何も言えません。

「というかさ、冷えピタなら4ヶ月くらい前にも一緒に買ったじゃん?」

「うん、買ったねー。」

「あの日は1日で熱下がったよね?」

「はい、それは覚えてます。」

「じゃあ残ってるよね?絶対。」

「いやー、でも何枚入りか知らないからなー」

「ちなみにそのときは子どもサイズ買ったよね?」

「あ、そうだったね。」

「で、これは?」

「間違いなく大人用です。」

「熱あるの?」

「ないです。」

「私もないよ。」

「何よりです。」

「怒るよ?」

「すみません。」

ぐうの音もでません。

仮に超熟(食パン)はなく超熱(冷えピタ)を頼まれていたとしても、子ども用であるべきでした。

教訓

「冷えピタには、子供用がある!」

まとめ

いかかでしたでしょうか?

これほど有意義な情報、なかなか得られませんよね。

ママはパパにわざわざ「子供用の冷却シートを買ってきて」とは指示してくれません。なぜなら「熱を出しているのが誰か」は話の過程でわかっているはずだからです。

(もちろん「超熟買ってきて!超熟とは、冷却シートではなく有名な食パンの商品名だよ。」とも言ってくれません。)

パパが熱さまシートの「子ども用」の存在を知っているかいないかでパフォーマンスに大きな差が出るわけです。

仮に知らなくても、仕事脳のときなら想像できるんですけどね。「小さめのやつあるかな?」と。

家のこととなるとやや脳が休みに入るのかもしれません。なんせ、半休を取得して帰宅しているところですからね。これがイクメンではなくパンパパの限界なのかもしれませんね。反省です。

重要:今回頼まれたのはそもそも食パンです。

とはいえ、ですよ!

「超熱上がってきた」からの「超熟買ってきて」はきついですよね。フェイントが巧みすぎる。意地が悪い。ちょっと厳しいと思うんですよね…

いえ。全ては認識不足のせいです。反省します!

ついでにプチ情報

冷却シートについて

ちなみに、冷却シートといえば、「冷えピタ」と「熱さまシート」が有名ですね。

「冷えピタ」は肌に優しく、「熱さまシート」は持続時間が長いという特徴があるそうです。

そしてどちらにも子ども用があります。覚えておいてください。

熱が出てからの買い出しは大変です。もしご自宅に常備されていないようでしたら、この際に買っておくことをおすすめします。せめて「子ども用」だけでもあると助かります。

経口補水液について

子どもは大人と比べて身体の水分量が多く、逆に水分量の調節機能が未発達のため、熱を出したり嘔吐や下痢をすると脱水になりやすいそうです。

スポーツドリンクは甘味料が多く塩分は薄いため腸からの吸収が悪く、経口補水液が理想とよく聞きます。これも常備しておくと安心です。

消毒について

子どもって結構吐きますよね。嘔吐物を処理したあとはしっかり消毒をしないと大人たちも胃腸炎などをもらうことがあります。我が家のように兄弟がいる場合は尚更注意が必要です。

我が家では、コレ。

冷却シート、経口補水液、消毒の3点セット(我が家では「青セット」と呼んでいます)は、常備しておくことをおすすめします。

ただのダメパパ日記をさも情報サイトのようにまとめて申し訳ございません。

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