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調乳用の水筒、みなさまはどんな物をお使いでしょうか。
夜間でも外出中でも大活躍するため、間違いなく用意しておくべき育児グッズの一つです。
まずミルクを溶かす適温70℃以上を長時間維持できることが最低条件ですが、容量やデザイン、飲み口や注ぎ口の形、持ちやすさや持ち運びやすさなど、いろんな要素から選定する必要があります。
世の中にはそれはそれは多くの種類の水筒が存在します。そして、多くの種類を多くの選択肢とともに紹介してくれるサイトも多く存在します。
でも、思うんです。
結局、どれがいいの?ランキングじゃなく、もう「コレだ!」という一択を教えてくれ…。誰か私にトドメを刺してくれ…。一思いに…。
そこで、私がやります!それが、この「渾身の一選シリーズ」です。育児グッズのおすすめの一択をご紹介します。
今回は「調乳用の水筒」です。ご一読ください!
大前提として
「おすすめ一択」と言いつつ、最初に元も子もないことを言います。
ある程度の条件さえ満たしていれば、水筒なんて「なんでもいい」と思います。
99点の物では使い物にならず、100点の物だけが唯一全てを満たす、というわけではありません。80点以上の物なら何を使っても後悔はしないと思います。
また、「調乳用の水筒」と言いつつ、またしても元も子もないことを言います。
立て続けに兄弟が増え続けない限り、ミルクは1-2年で卒業します。「それ専用」として買ってしまうと、1-2年で不要となってしまいます。※我が家は2歳差3兄弟のため割と立て続けでしたが…
このことから、「子どものため」「ミルクを作るため」という目的を重んじすぎて視野が狭くなると、逆に後でモーレツに後悔することになります。まずはそこを肝に銘じて選定を開始していただけたらと思います。
よって、いろんな水筒を比較して、ある分野ではAよりBが優れていて、別の分野ではBよりAが優れている、という悩ませるだけの情報はお伝えしません。
それは、育児グッズとしての水筒を探している「ママやパパ」ではなく、世界最高峰の水筒を探す「水筒マニア」のための情報でしかないからです。
ここでは、私が実際に使っているとある水筒Aの一本に絞り、調乳用水筒の選定にあたり必須となる数多の着眼点においてこの水筒Aが満たせているかどうか、という手法で解説していきたいと思います。
ということで、早速ですが、渾身の一選、水筒Aはこちらです。

サーモス 真空断熱ケータイマグ
- サイズは0.35、0.48、0.6Lの3種
- カラーは0.48Lは5色、他は3色
- 価格は2,000~5,000円前後
デザインについて
冒頭でお伝えした通り、兄弟が立て続けに生まれない限り、調乳用という用途は1-2年で終わります。たったそれだけでお役ごめんでは勿体無いでしょう。
長女用に例えば「さくらんぼとハートがあしらわれたピンク色のやつ」を選んだ場合、立て続けに弟が二人生まれたらどうでしょう? ※ちなみに我が家は2歳差の女男男です。
性別問わず貫けそうな「アンパンマン」で3人まとめて挑んだとして、末っ子がミルクを卒業したらどうでしょう?
ミルクを卒業すると、まずは水筒ではなくストローマグを使います。ストローマグを卒業して水筒でも飲めるようになった頃、アンパンマン卒業も間も無く控えていたりします。
そうです。「調乳用」だからと言って、「子ども用」として選んでしまうと、子どもの成長は早いもので、あっという間に「思い出の水筒」に変わってしまいます。
それでもいいならいいんです。しかし、私が勧めたいのは、「後で大人が普段使いできるデザイン」の一択です。
だから、コレなんです。
そもそも調乳するのは大人の仕事です。大人の物と捉えていいと思います。赤ちゃんが使うのは哺乳瓶の方です。可愛いデザインを選んであげるなら哺乳瓶の方にしましょう。
機能の切り捨て
今の時代、本当にすごいです。水筒は水筒でも、あらゆる機能があります。
痒いところに手が届く商品がたくさんあります。各社の開発力に頭が上がりません。あらゆる水筒を調べていると、なんだかワクワクしてくるくらいです。
ただ、ある素晴らしい機能を加えると、ある重要要素を失ったりします。
例えば…
ワンタッチで開けられて注ぎやすい飲み口!ボタンを押すだけでフタが開くワンタッチ式!赤ちゃんの世話をしながら片手で開け閉めができます!
素晴らしい機能です。確かに、両太ももに哺乳瓶を挟んだり、開けた蓋を片手で持っておいたり、手が足りない状態が多分に想定されますので、ありがたいです。
しかし…
ワンタッチ式の「式」が物語る複雑構造!バネやゴムパッキンなど細かなパーツ多数!分解しづらく、洗いづらく、装着もしづらい!
というデメリットがもれなくついてきたりするわけです。
確かに、ミルクを作るときに片手が塞がっているシチュエーションは想像がつきますが、溜まりに溜まった洗い物に絶望している状況も想像がつきますよね。
他にも、水筒内のお湯の温度がわかる電子式の温度計が備わっている水筒なんかもあります。私は嫌いじゃないです。ちょっと憧れたりします。しかし、「本当に必要かどうか」は難しいところです。
結局のところ、どこを取るか、何を取るか、です。
私としては、あれもこれもと便利機能を足していくのではなく、むしろ引き算をしていき、汎用性や洗いやすさの方を取るべきだと感じています。
そこで、ここらは「切り捨ててはいけない機能」について語っていこうと思います。
保温機能
絶対に切り捨ててはいけない機能の一つが「保温機能」、「保温効果」です。
粉ミルクには雑菌が混入している可能性があるため、一度沸騰させた70度以上のお湯で溶かすことが勧められています。
よって、沸騰させたお湯を水筒に入れてからある程度の時間は70度以上を保ってくれる水筒であることが「必須条件」となります。
その点、今回ご紹介している「真空断熱ケータイマグ」は満たしています。
・保温効力(6時間):71度以上
・保冷効力(6時間):9度以下
調乳に適した「70度以上」を約6時間保ってくれます。1日、半日、といった長時間の保温はできませんが、「次のミルク」の分はこの水筒で作ることができます。
我が家の第三子は今4時間スパンなので、10時のミルクをあげてから外出を始め、14時にこの水筒でミルクをあげ、18時までに帰宅すれば問題ありません。
6時間スパンになってくれれば、8時にミルクをあげてから外出を始め、14時にこの水筒でミルクをあげ、20時までに帰ってくればいいんです。十分です。
「調乳用」を卒業したら、ママやパパが使うシンプルな水筒として再利用できます。特に「保冷効果」があって困ることはないでしょう。冷たい麦茶も6時間は9度以下を保ってくれ、結露もしません。
ベストです。
洗いやすさ
何より重要なのは「洗いやすさ」です。ママもパパも忙しいんですから、当然のことです。
「洗う時間の短縮」という意味だけではありません。洗いにくい水筒は必然的に細部に洗い残しが出てしまいます。衛生的にもよろしくないんです。
時短と衛生のどちらの観点から見ても、洗いやすさはとても重要な要素になります。だから、「真空断熱ケータイマグ」がベストなんです!
食洗機OK
珍しいですよね。いや、最近では増えてきたでしょうか。とはいえ、ありがたい機能です。
おまけに、蓋から何から何まで全てを食洗機で丸洗いができるんです。蓋を開けて中身を流して食洗機にどーん!です。
これほどの時短はありません。
また、手洗いの場合、奥まで届くスポンジで洗ってもなんとなく泡を流しきれていないような不安にかられることはありませんか?
食洗機の場合はそもそも高温での殺菌までしてくれます。衛生面でも安心です。
パッキン一体構造

衛生面で1番厄介なのが「ゴムパッキン」ですよね。噂によると、パッキンの奥までしっかり洗えずカビがびっしりの状態で使っている人も結構いるとか。
洗っている最中に排水溝の方に転がって不快な思いをしたり、匂いが気になりパッキンだけ浸け置き洗いをしたり、何かと厄介です。
しかし、この水筒ならそんな心配もありません。
パッキン一体型の「まる洗ユニット」なので、ただ洗うだけ。蓋と分離できるため洗いづらい「隙間」が生まれることもありません。おまけに、これら全て「食洗機OK」です。
さらに!もし長年使い込んで心配になってきたら、「蓋」「ユニット」の部分購入もできるんです。
これはもう、無敵としか言いようがないです。
その他の利点
水滴が垂れにくい
水筒内に熱湯を入れる以上、必然的に蓋の内側には蒸気によって結露ができます。蓋を開けるとそれが滴ることがあります。
これを「完全」に防ぐことのできる水筒は、私の知る限りでは「無い」です。
ただ、この水筒には一工夫がされています。
パッキンの隙間に水滴が溜まるような形状になっているため、水滴が垂れづらくなっています。
それでも「完璧」ではありませんが、体感的にはいくらか「マシ」なように感じます。
口あたりが良い
飲み口は金属ですが、切り口が角ばらず少し丸まっており、比較的厚めになっています。
そのため、口あたりが優しいんです。
コレは「なんとなく」ではなく、「あきらかに」優しいと感じるはずです。

細かいパーツがない
機能性の高い水筒は、細かなパーツが多いことがあります。そして、衛生上、全てを外し、洗って、乾かしておく必要があります。
さらに、次に使うときはそれら全てを装着する必要がありますが、密閉度をあげるためのパッキンなどはその装着に手間取るんですよね。
また、だいたいのパッキン類は半透明。「あれ?どこいった?」となることも多々。
私は一度、パッキンの一部を紛失し、水筒そのものが使い物にならなくなったことがあります。
その点、この水筒のパーツはコレだけです。

失くしようがありません。
装着も、左の蓋に右の蓋を「カチッ」とはめて、それを水筒にスクリュー式で閉めるだけです。
まとめ
保温機能×洗いやすさ。
これが全てです。シンプルイズベストの典型です。「洗練」とはこのことでしょう。究極の答えです。
「調乳用」ならつまり「お湯の持ち運び用」です。これ以上の機能など必要なはずがありません。
ゆくゆくはママパパの「普段使い用」としても間違いなくコレで十分です。
世界のあるゆる機能をこの1つに集約しました!という水筒をお探しの場合はコレでは不十分だと思いますが、「調乳用」+「その後の普段使い」として水筒をお探しの方には、全力でおすすめいたします。
また、この水筒を使えば夜中の調乳も楽になります。泣き喚く乳児に起こされてから1分以内に適温ミルクを作る魔法もご一読いただけたらと思います。