夜中のミルク攻略法|泣き喚く乳児に起こされてから1分で適温ミルク完成

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言わずもがな、育児は大変です。特に産後の数ヶ月は眠る暇もありません。ベイビーが暇さえあれば泣き喚くからです。

育児の大変さはいろんなフェーズ、種類がありますが、振り返っても「3時間置き(起き)ミルク」はシンプルに人間として生命維持が困難なレベルで大変でした。※執筆時、第三子が魔の3ヶ月です…

完母あるいは混合の場合はママの授乳中にパパがミルクを作ればいい、つまり「猶予時間」がありました。

しかし完ミを選択した場合はその猶予がありません。そして我が家のように小さい兄弟がいる場合はもうお手上げです。

  • 泣き声に起こされパパが急いでリビングに行きミルクを作る
  • その間ママが抱っこして懸命に繋ぐも「空腹起き」につき泣き続ける
  • その騒ぎで第一子(4歳)第二子(2歳)が起床し大号泣、大合唱
  • 泣きすぎて覚醒した第三子はミルク後もなかなか眠りにつかず
  • 眠りについても姉弟が起きているため物音で起床
  • ようやく全員が寝たと思えば3時間経過

こうして列挙しているだけでも涙が出そうなくらいです。

簡単な話、「起きてすぐにミルクをあげる」という魔法さえ使えれば、「姉弟の起床」「大合唱」「ミルク後の覚醒」を防ぐことができるはずなんです。

つまり、魔法使いになればいい! ということで、私(パパ)は魔法の習得に励みました。

しかし、ウォーターサーバーやポットなども検討しましたが、サーバーの設置場所、寝室のコンセントの位置など、なかなか魔法の発動条件を満たすことができません。

HP(ヒットポイント)も残りわずか、ゲームオーバー寸前…

そんな時に降ってきた、魔法でもなんでもなく超簡単にできる「夜中でも1分でミルクを完成させる技」をご紹介します。

用意するもの

  • 水筒(魔法瓶)※やっぱり魔法でした!
  • 熱湯
  • 粉ミルク
  • 哺乳瓶(飲ませる用)×飲ませる回数分
  • 哺乳瓶(湯冷まし用)
夜中のミルク攻略法の用意するものの画像

・哺乳瓶には「蓋」も装着しておきましょう。

・湯冷まし用の哺乳瓶は別の容器でも問題ありませんが、「蓋付き」のものにしましょう。

・水筒(魔法瓶)は大人が使っている物で代用せず、調乳用に新調しましょう。

寝る前の準備

夜中の起床時に「魔法」を使うには、寝る前に「魔法の準備」をしておく必要があります。まずはその準備について解説します。

「1分で適温ミルクを作る魔法」の準備
  • 湯を沸騰させる
    我が家では普通に電子ケトルです。

    少量だと冷めるのが早いため、次のステップで使う水筒が満タンになる量を沸かしましょう。

  • 用意した水筒(魔法瓶)に熱湯を入れる
    粉ミルクを溶かすためのお湯です。

    粉ミルクは80℃以上の湯で溶かすことが推奨されているため、保温効果の高い魔法瓶がおすすめです。

  • 哺乳瓶(湯冷まし用)に熱湯を入れる
    ミルクを適温にするための水です。

    粉ミルクを熱湯で溶かしたあと冷水で割って早く適温に調整する手法=湯冷ましです。

    水道水を一度沸騰させて殺菌した水である必要があるため、熱湯を入れておきます。哺乳瓶ではなく通常の哺乳瓶の為、3時間後のミルクの時には冷めています。

    使用後にはミルトン消毒液に浸けることができるため、我が家では哺乳瓶を採用しています。

  • 哺乳瓶(飲ませる用)を用意する
    実際に飲ませるための哺乳瓶です。

    夜中の2時と5時など2回のミルクが必要なら2個用意しておきます。

    毎回同じ量のミルクをあげている場合は、あらかじめ哺乳瓶に粉ミルクを必要量入れておくのもいいと思います。その場合は衛生上、哺乳瓶の中は乾かしておく必要があります。

  • 寝室に持っていく1式を作る
    ここまでの準備が整ったら、あとは1秒でも早く眠りにつきましょう!

    ・熱湯の入った水筒
    ・湯冷ましの入った哺乳瓶
    ・ミルクを作る哺乳瓶×回数分
    ・粉ミルク(事前に入れておかない場合)

    夜中のミルクセットの画像

事前の準備はこれだけです。

ママパパのどちらかが就寝前最後のミルクをあげている間に、手の空いた方がこの一式を準備しておくとよりスムーズです。

「水筒(魔法瓶)」ですが、衛生面を考慮すると、「THERMOS 真空断熱ケータイマグ」を全力でおすすめします。

厄介なゴムパッキンもなく、蓋部分は洗いやすく分解が可能で、食洗器にも対応しています。超簡単に清潔に保つことができるこの上なく優秀な水筒です。

おすすめポイント

  • ゴムパッキン無し
  • 蓋は分解が可能
  • 食洗器にも対応

ミルクの最速の作り方

先ほどの「魔法の準備」を使って、実際に最速でミルクを作る方法を解説します。

「1分で適温ミルクを作る魔法」のやり方
  • 粉ミルクを入れる
    約40秒

    哺乳瓶(飲ませる用)に粉ミルクを必要数分入れます。予め入れておいた場合、この工程は飛ばすことができます。

  • 熱湯を入れる
    約5秒

    水筒(魔法瓶)に入れておいた熱湯を、哺乳瓶に入れます。このとき、必要数分の半分よりやや少ないくらいがおすすめです。

    例:200mlのミルクを作る場合
    熱湯100mlよりやや少ない程度=80-90ml前後

    ※季節により「湯冷まし」の温度に差があるため、日中に試しておきましょう。

  • ミルクをよく溶かす
    約5秒

    粉ミルクが溶けるまで、こぼさないように哺乳瓶を揺らします。湯冷ましを足してしまうと溶けづらくなるため、底の方に粉ミルクの塊が残っていないか確認をしましょう。

  • 湯冷ましを足す
    約5秒

    粉ミルクが完全に溶けたら湯冷ましで適温まで冷ましましょう。必要分の量になるまで湯冷ましを足します。

  • 温度を確認する
    約5秒

    念のため人肌程度まで温度が下がっていることを確認したら、完成です。

この通り、計1分で完成です!事前に粉ミルクを哺乳瓶に入れておけば、30秒もかからずに完成させることも可能です。

まとめ

ただ「速い」だけのこの魔法ですが、習得すると世界が変わります。

まず、モタモタしていると始まる「3姉弟大号泣」を「フガフガ」程度に抑えることができます。若干眠りが浅くなり寝返りをうつことはありますが、それで済みます。ミルクをあげている間にまた深い眠りについてくれます。

ミルクを求め泣く超本人も「目を瞑りながら泣いている」くらいの具合で済み、ミルク後にそのままスヤスヤと眠ってくれる確率が格段に上がります。※ダメなときはダメですが…

再寝かしつけ3人分が0人で済む。故にパパもママも穏やかに再入眠できる。これが魔法でないとしても、催眠術くらいの特殊能力とは言ってもいいのではないでしょうか。

ご紹介しました水筒についてはーーーで熱弁していますので。こちらも併せて。

ただ一つ願います。皆様の「今夜」が少しでも穏やかになりますように。

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